色々意見があるので

色々意見があるので書かせて頂きます。
バンジーの曲を演奏する事についてです。
この間のワンマンで僕がバンジーの曲を演奏したことについて、人によっては「何も考えてないのではないか」とかなにかしら悪意があるのではないかと思う方がいらっしゃるみたいですが、それは大きな誤解です。僕もおおいに悩みました。でも最終的にそこに踏み切ったのは、やはりバンジーで書いた曲が単純に今でも好きで、とても自然に歌いたいと思った事と、一緒にやってくれたメンバーの出す音にどちらが優れているという問題ではなく、バンジーの頃の曲に新しい息吹を吹き込んでくれるようなものを感じたからです。バンジーと比較対象になるような演奏ならば(単純にバンジーの三人で出していたような音ならば)、僕はやらなかったでしょう。
そこには過去を懐かしむような羨むような気持ちはありませんでした。

僕は今でもバンジーが好きで、バンジーの曲が大好きです。そこに対する敬意が、バンジーの曲を永久的にやらないという事なのか、それとも歌は生き物である以上歌い継いでいくことなのかを考えたとき、出す答えはひとそれぞれなのでしょうが、僕は後者を選びました。だからバンド以外の時でもバンジーの歌を歌っています。
そうして新しく僕を知る人もバンジーの歌に興味をもってくれたら嬉しいじゃないですか。


だけど僕はいつまでもバンジーの町田じゃありません。三人で答えを出して、一人に戻った時から僕は町田直隆という独立した一人の歌うたいです。
あるていど今の段階でバンジーの町田を求められるのは仕方ない。だけどそれを求める人の期待にはこの先答えられないでしょう。それは今の僕の歌、ライブをみればわかってもらえると思います。冷たいようですが、時は流れているのです。

ただ僕には素晴らしい過去があり、それを妙に否定するのも不自然な事だと今の段階では思うのです。
バンジーの曲を一人でやるにしてもバンドでやるにしても僕はバンジーの二人に敬意を払ってやっているつもりです。俺達の書いた曲は今でも人の心を動かすことができるぞ!とね。


これ以上説明する言葉が僕には見当たりません。


毎度の如く言葉足らずで誤解を招くかもしれませんが、それは仕方ないです。

ただ僕には僕の信念があり、それをおしすすめていくつもりです。


長文になってしまいましたが、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。